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カメラマンの知恵

独学でカメラマンになりたい人や今現在カメラマンの方に役立つ話を書いていきます

カメラマンの僕が過去に失敗したこと


現代では、インターネットが普及し様々な情報を調べることができるようになりました。逆に情報が溢れてしまい、どれを信じればいいのかが分からない状態にもなってしまいましたが、様々な選択肢が増えたことは紛れも無いメリットです。

 

そんな情報過多の現代になってからは、ノウハウを学ぶより失敗談を聞いた方がいいという話もよく聞きます。もちろん、商いの本質、つまり基本的なことをしっかり学ぶ必要はありますが、それを前提として他人の失敗談を知ることもかなり勉強になるということです。ということで、今回は僕の失敗談をいくつかご紹介したいと思います。

 

安易すぎた起業

僕が当時を振り返ってまず最初の失敗は、撮影スキルも素人以上プロ以下で、人脈もなく、経営やマーケティングについての知識すら0なのに独立したことです。

 

遡ること8年前...

 

僕が趣味で写真を始めたのは社会人1年目。高校を卒業して就職したので、18の時に写真を始めました。そして二十歳の頃、写真が好きすぎて写真を撮る仕事をしたいと思い、当時勤めていた会社を退職。

 

同時に写真学校とスタジオ勤務をスタートさせ、約1年で独立。これが最初の失敗でした。独立した理由は、広告写真が撮りたかったからです。僕が勤めていたスタジオは写真館で、主な仕事はスタジオや出張での記念系の撮影、学校アルバム用の幼稚園から高校までの行事撮影でした。もちろん、写真館の撮影の仕事も楽しくてやりがいはありましたが、僕がカメラマンを目指した時から思っていたのは広告系の写真を撮りたいということ。当時勤めていたスタジオではあまり広告系の撮影がなかったので、独立して自分でやっていった方が広告系の写真が撮れるんじゃないか?という安易な考えで独立をしてしまいました。

 

結果的には、当時やっていたブログやmixiで出会った人から撮影の依頼を頂き、スキルアップしながらなんとか活動できたのですが、来月は仕事があるのか?という不安が常につきまとう状態に。その後、Facebookを集客ツールとして運営することで広告費0の安定的な集客ができるようになりましたが、それまでは常に不安な状態でした。 

 

起業するなら準備期間を 

僕の場合はかなり安易な起業だと思います。ここまで安易に考える人も珍しいとは思いますが、大なり小なり多くの人は安易に起業してしまう人がいることを後から知りました。むしろ、会社員としてしっかり仕事をこなし、ある程度高いスキルを持っている人程自分は大丈夫だろうと安易に起業するケースも多々あるそうです。

 

ですが、僕みたいにスキルも中途半端、経営やマーケティングの知識も0の状態で独立したり、スキルがあっても独立後のこたを安易に考えていたりすると十中八九転びます。

 

では、どうするか?まずは、起業の準備が必要です。

 

起業の準備というのは、プロに相応しいスキルになるまで修行するということではなく、集客の仕組みについて考えるということです。独立してほとんどの人が苦労するのが集客です。例えスキルがあっても、そのスキルを活かす仕事がなければやっていけません。もちろん、ど素人で独立するのは無謀すぎるので、せめてある程度のスキルは必要になるのですが、ある程度のスキルがって仕事があれば、お金をもらっているという緊張感が嫌でもスキルアップさせてくれます。

 

伝え方の問題

振り返って二つ目の失敗は、伝え方の問題です。遡ること約5年前、広島に引っ越してすぐのことでした。僕はとある交流会に参加していました。その交流会に初参加の人は自己紹介をするのですが、僕は当時こんなことを言いました。

 

「素人が撮る写真では、チラシやHPの効果を良くするどころか悪くします。そのことに気づいていない人がすごく多いので、今後はそのことを知ってもらえるように情報発信をしていきたいです」

 

少しうる覚えですが、こんな感じで言いました。そして、交流会が終わった後、交流会に参加していた広島市では有名なドンに呼ばれたのです。そしてこんな風に言われました。

 

「君の今後の為に言っておくけど、君の言ってくることは間違ってないし、言いたいことも分かる。でも言い方は間違っている。ここにいる写真の素人は何も分かってないかもしれないけど、そんな見下した言い方で素人呼ばわりされたら誰も聞く耳もたないよ。」

 

当時の僕は、見下しているつもりはもちろんなかったのですが、1つ1つの言葉の選び方に問題がありました。何を伝えるかということも大切ですが、どう伝えるかということはそれ以上に大切なんだなということを痛感したのです。

 

この体験をしてから、伝えたいことを少しオブラートに包みながら丁寧に話すようになったのは言うまでもありません。ちなみに、この体験をしてから、周りには伝え方が悪い人が意外と多いことに気づきました。自分の伝え方が悪い時は、周りが悪くても気にならなかったのです。

 

僕も含め、クリエイター系の仕事をしている人はどちらかというと曲者な人が多いので、とくに独立をして仕事をしていくなら気をつけた方がいいかもしれません...。

 

スキルアップしたつもりにならないこと 

振り返って3つ目の失敗は、少し学んだだけでスキルアップしたつもりになってしまったことです。独立すると、フリーランスで仕事をしていく方法を学ぶ必要性を遅かれ早かれ実感します。そしていろいろ勉強し始めるのですが、不思議なことに学ぶとスキルアップしたかのように錯覚していまうことがあります。

 

ですが、知っただけでは何もスキルに繋がっていきません。知ってから実践し、何度も失敗を繰り返していって初めてスキルアップしていくものです。なので、自惚れずに貪欲にトライアル・アンド・エラーを繰り返す必要があります。

 

失敗は成功の元

この記事のタイトルの通り「カメラマンの僕が過去に失敗したこと」をとをいくつかお伝えしました。ですが、失敗というのは成功への階段です。失敗せずに上手くいくことはまずあり得ません。 今の僕も、いろんな失敗を繰り返して改善しやっと今にいたります。

 

最初に、他人の失敗話を聞いた方がいいという話をよく聞くと書きましたが、それは他人の失敗談により擬似体験ができるからだと思います。失敗談を聞けば、その人の失敗と同じ失敗を回避できるようになる。なので、個人的には「他人の失敗談はお金を払ってでも聞きたい」と思っています。

 

 

 

ちなみに、僕はカメラマンのタクマクニヒロさんが運営されているブログから、カメラマンの心得を学びました。

 

blog.k-takuma.com

 

僕の師匠でもあるタクマさんは、ご自身のブログで自身の失敗談を書かれています。カメラマンとして活動したての頃からそれを読んでいたので、タクマさんのおかで大きな失敗は回避できたと言っても過言ではありません。

 

カメラマンになりたい人に限らず、独立する全ての人に読んでほしいブログですね。

 

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